最近、車ユーザーの間で注目されているのが、ガラスコーティングです。ガラスコーティングというのは、塗装面の上にガラスの膜を張ることです。
これによって、水はじきやつや、光沢や傷からの保護など、様々なメリットがあります。最近では、自分でガラスコーティングができるよう、コーティング剤も市販されています。しかし、その方法がわからないという人もいるかと思います。
そこで今回は、ガラスコーティングの方法を紹介したいと思います。
まずは、ボディーの洗浄です。専用の洗剤で水洗いをした後、水分をふき取ります。次に、鉄粉やピッチを取り除きます。細かい部分についている鉄粉やピッチも取り除きます。次に脱脂をします。これは、専用のクリーナーで行い、最後にこのクリーナー成分も完全に水洗いをして除去します。
次にマスキングをします。ガラス面やプラスチック部分、ゴム部分など、コーティングしたくない場所を覆っておきます。
これが終わると、いよいよコーティングです。業者の場合にはスプレーガンで一気に行ってしまいますが、技術がないとむらになってしまいますし、そもそもスプレーガンがありませんので、この方法はできません。最近では、塗り広げやすいコーティング剤もありますので、それで十分です。
最後に乾燥をさせます。業者であれば、専用の乾燥室に入れたり、赤外線を照射することで乾燥させたりします。一般人にはそんな設備はありませんので、この方法はできません。とにかく水や汚れが付かないように、十分に注意しながら自然乾燥させましょう。